CryptoLifeTime

仮想通貨との接し方を日々模索しております。

2段階認証のバックアップをとろう

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こんにちは、ぼんじゅーるです。

皆さん毎日2段階認証(2FA)してますか?

 

2段階認証は不正アクセスなどのハッキングから起こる被害リスクを大幅に減らせることができるため、仮想通貨取引においては必須と言えるセキュリティ対策の1つです。

国内海外取引所開設時や海外取引所の取引ランクアップの際などにも推奨されていますね。

 

現在ほとんどの方がGoogleのアプリ(Google Authenticator)を端末機(スマホなど)にダウンロードして取引所へのログイン時や取引所からの送金などの際に使用していると思います。

ですが、この2段階認証を設定した端末機自体にトラブルが起きた場合、再度新たにアプリをダウンロードして導入しただけではダメであることは御存じですか?

 

というのは、この2段階認証で送られてくるコード(ワンタイムパスワード)は、QRコードを読み込んだ端末機アプリにのみコードを配信されているため、例えば機種変更をした際にデータ移行することができずアプリが消えてしまった場合、新たにアプリをダウンロードしても以前のものとは別のものという認識となってしまいます。

 

 また、破損による故障紛失盗難誤操作によるアプリの消去といった予期せぬトラブルは急に起きます。

 

 バックアップを取っていない状態でトラブルが発生してしまった場合、取引所にログインする事はできなくなり、サポートセンターへ連絡し、本人確認のもと2段階認証の解除の対応などをお願いしなくてはなりません。

国内取引所ならまだしも海外取引所であった場合は問い合わせも全て英語です。しかも問い合わせをしても対応してくれるか不明です。

 

バックアップを取っていないということはそんな危険が常につきまとってるという状態でもあります。

なので、必ず2段階認証のバックアップをとるようにしましょう。

 

◆バックアップの取り方

 お勧めの方法はこちらです。他の仮想通貨ブロガーさんもお勧めしているように私も以下の2つを同時に行っています。

1.QRコードスクリーンショットで保管しておく

WindowsなどPCの機能に画面を画像として保管するスクリーンショットという機能があります。 

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これを利用してQRコードが出ている画面を画像として保存して、USBなどに画像データとして保管しておきます。(PC内への保管は流出のリスクもあるのでUSBなどが良いと思われます)

それに加えてこのデータを紙媒体へ印刷し保管をしておけば、万が一データが破損しても安心です。

2.複数の端末機を利用してQRコードを読み取る

スマホを複数台もっている場合や、ipadなど他の端末機がある場合は、それらにアプリをダウンロードし、QRコードを読み取っておくことで端末バックアップ機を作ることができます。

家族や恋人など信頼できる人のスマホにアプリを入れてもらい端末バックアップ機とさせてもらうのもアリかもしれませんね。

 

上記1で述べたスクリーンショットや紙媒体があれば、端末機にトラブルが生じ、機種変更をしてアプリを再インストールすることになっても、バックアップに記載されているQRコードを読み取れば機能は引き継ぐことができます。

ただし端末機が破損してしまった場合、修理交換までのタイムラグの発生や、紛失・盗難などがあった場合の資産の保全の事を考えると、いつでも取引所にログインできるように複数の端末機があった方が安心かもしれません。

なので、 もし今、複数のスマホipadといった複数の端末機を持っていて、まだバックアップを取っていないのであれば、早急に取るようにお勧めします。

 

 ◆今からバックアップを取るなら

 もしバックアップを取っていないのであれば、今からでも遅くはないのですぐにバックアップを取りましょう。

方法としては取引所の2段階認証を一旦解除し、バックアップを取り、再設定するだけです。

仮想通貨がすでに取引所内にあり、一度設定したものを解除する事で問題が起きたらどうしよう?という不安があるかもしれませんが、端末機トラブルのほうがいつ起きるか分からないので後悔しないためにも今すぐやりましょう。

coincheckの場合

①2段階認証設定の解除

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ログイン後、上記のページに移動し2段階認証を一旦設定解除します。

②2段階認証の再設定

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 再度、2段階認証を設定するとこちらのようにQRコードが表示されます。

こちらのページが出ている間にスクリーンショットをして、バックアップとしての画像データを保存してください。プリンターに接続済みであれば紙媒体へ印刷するのも良いでしょう。

複数の端末機が手元にあればアプリを立ち上げ、QRコードを端末機ごとに読み込ませましょう。

なおスクリーンショットをした画像データまたは印刷した紙媒体があれば、あとで別の端末機アプリでQRコードを読み込んでも問題ありません。

 ◆自分の資産を守るために(2段階認証バックアップまとめ)

仮想通貨(暗号通貨)は実物がない電子上のものです。実際のお金であれば銀行に預けたり、金庫に入れれば守られるかもしれませんが、まだまだセキュリティの面では心配なところがあるのが現状です。

ハッキングなどもそうですが、自分の些細なミスでも大事な資産が一瞬にして失われてしまう可能性が高く、もしそうなっても誰も補償してくれません。

 

仮想通貨(暗号通貨)と今後関わっていくためには必要以上にセキュリティなどに気を配る必要がありますので、面倒くさがらずに自分が資産を守るという心と習慣を持たなければなりませんね。

 

それでは。